本当に500円で良いの!?ガイド付きの格安アカデミックツアー「つくばサイエンスバス」で研究施設めぐり(茨城県つくば市)
こんにちは、しかくです。
今日はオススメの格安ワンコイン
バスツアーをご紹介します
つくばサイエンスバスとは
つくばサイエンスバスとは、筑波の6つの研究教育施設を見学できる循環バスです。
つくばエクスプレスのつくば駅前のつくばセンターバスターミナルが発着所になります。
つくば駅は地下にあり、その地上がバスターミナルになっています。バスターミナルに関東鉄道のサービスセンターがあるので、ここでバスの乗車券を購入します。
料金は大人500円、子供250円で一日乗り降り自由です。土日祝日と夏休みなどの繁忙期に運行され、一日6便の巡回バスが運行されています。
バスの乗車券は予約なしで当日購入できます。(スタッフガイド同行コースのみ事前の予約が必要です)
バス料金と巡回する施設
バスが巡回してくれるのは、こちらの6つの研究教育施設です。
- 地図と測量の科学館(国土地理院)
- 筑波実験植物園(国立科学博物館)
- サイエンススクエアつくば(国立研究開発法人産業技術総合研究所)
- 地質標本館(産総研地質調査総合センター)
- 筑波宇宙センター(JAXA(宇宙航空研究開発機構))
- つくばエキスポセンター(公益財団法人つくば科学万博記念財団)
どの施設もトップクラスの研究教育施設で見ごたえたっぷりです。
始発の巡回バス(つくばセンター発9:15)に乗れば、一日で全ての施設を見学することも可能です。全てを見学する場合は、1施設につき約1時間ほどの見学時間をとることができます。
つくば駅への行き方:東京から1時間以内で行かれます
つくばエクスプレスの快速に乗ると、秋葉原駅からつくば駅までは45分で到着します。
料金は片道1210円です。
つくばエキスプレス:駅周辺の金券ショップでの回数券購入がお得です
また、駅周辺の金券ショップで回数券を購入すればさらにお安く行くことができます。最近の金券ショップは自動販売機でも売っているので、当日の朝早い時間でも購入できました。
帰りの切符もつくば駅そばの金券ショップ自動販売機で購入することができました。
見学予定の施設や、時間帯によってはお昼ご飯の用意を
効率よく施設を巡りたい場合、施設によっては飲食店が周辺に無い場合もありますので、お昼ご飯をとる場所を事前に計画することをオススメします。
私達は国土地理院と筑波実験植物園の2箇所を見学する際、お昼用のお弁当を事前に購入し、筑波実験植物園の飲食可能エリアで食べました。
初めて行く時は、無料で申し込める【スタッフガイド同行コース】がおすすめ
初めての利用の場合、スタッフガイドさんが同行して解説をしてくれるスタッフガイド同行コースがオススメです。なんと無料です!バスの乗車券さえあれば大丈夫です。
申し込みフォームからの事前予約が必要ですが、解説付きで効率よく施設を巡る事ができるのでオススメです。
また、お子様連れなどで見学のペースが合わないと感じたり、途中でつまらなくなってしまったりしても、途中で自由に抜けることができます。
スタッフガイド同行コースの場合、お昼の時間につくば駅に戻ってきますので、ランチはつくば駅周辺やの駅ビル等で食べることができて便利です。
バスの乗車券を買ったら
クレオスクエアのフードコートで使えるクーポンを
もらえてラッキーだったよ~
2回目はもっと見たいと思った施設をじっくり見学する
スタッフガイド同行コースの場合は1施設1時間ほどの見学時間しかありません。ガイドさんが要点を絞って解説してくれるので満遍なく楽しむことができます。
ですがその反面、「ここはもっと見たい!」という気持ちなる箇所がいくつかありました。
ガイドさんの解説によって興味をもってもらって、再訪して欲しいという意図のある企画なのかなと思いました。
私達も一度目はスタッフガイド同行コース利用しましたが、二度目はガイドさん無しで、つくばサイエンスバスを利用しました。
2019年11月再訪:つくばサイエンスバスに乗ってきました
北千住発で出かけました
つくばエクスプレス
08:12発 北千住
08:45着 つくば
北千住からだと33分!早いです!乗車料金は北千住1050円です。
地図と測量の科学館
つくばサイエンスバスでまずは地図と測量の科学館へ向かいます
09:15発 つくばセンター
09:23着 国土地理院
僕は地図が大好き!
国土地理院って聞くだけで
ワクワクするよー
国土地理院の敷地内に、地図と測量の科学館があります。入場は無料です。
おすすめは、入場してすぐの一階フロアにある日本列島空中散歩マップです。
立体に見えるメガネをかけると、山は出っぱり、海溝は溝が開いているように見えます。富士山を見たり、日本海溝を見たり、出身地の場所見たり、でこぼこの感じが楽しいです。
野外にある、日本列島球体模型もおすすめです。大きくて、地球の丸さも体験出来ます。
その他、子供向け、パズルやクイズもいっぱいありますよ。
日本都道府県パズルに挑戦しました。
引退した測量用の飛行機です。
筑波実験植物園
つくばサイエンスバスで、次は筑波実験植物園へ向かいます。
10:35発 国土地理院
10:45着 つくば植物園
大人320円で、65歳以上の方および18歳未満は無料となります。窓口で年齢が分かる証明書等を提示してください。
また、つくば実験植物園は上野にある国立科学博物館の施設の1つですので、科学博物館の友の会やリピーターズパスをお持ちであれば無料になります。
両脇には世界一背の高くなる「セコイア」と生きてる化石「メタセコイア」、中央には「トチノキ」「マロニエ」があります
筑波実験植物園の見学です。あくまでも実験施設なので華やかさはありませんが、植物の種類や珍しい植物の多さは随一です。
一見地味な感じですが、非常に見ごたえあります。
特に、熱帯、亜熱帯、乾燥帯の温室は見たこと無い植物のオンパレード!さすが研究機関です。
温室は熱帯・サバンナ・熱帯雨林・水生植物の4ヶ所あります。
カカオの実は20センチほどあり、意外と大きい!今世界の社会問題(生産農家の厳しい現状のようです)になっていますね。
バナナ、温室の定番です!実のなりかたが逆向きに感じますが、上下さかさまの写真ではありませんよ。
サボテンも種類が多いです
園内は落ち着いていてゆったり見学出来ます。とても敷地が広いので、ゆっくり散策できます。森林散歩におすすめです。
食事OKな芝生広場もあるので、お昼ごはんはお弁当持込が良いですよ!
今回は北千住駅の駅ナカのおむすび権米衛でおにぎりを買ってきて、ゆっくりひなたぼっこランチをしました。
野菜もいっぱい栽培してます。
古木に菌糸がつけてあるのか、きのこも多種多様あります。どれも数は多くないのですが、種類が断然多いです。
実物の図鑑状態です。一つ一つの見た目が地味ですが・・・
とてものんびりと楽しむことができました。
あ、写真を忘れましたが、国立科学博物館の収蔵庫も植物園の敷地内にあります。一部が見学できるようになっているのでぜひ寄ってみてください。
茨城おみやげといえば、干し芋を!
帰りに、つくば駅直結のショッピングセンター「クレオスクエア」にある地場産直のお店「わくわく広場」で茨城県のお土産を購入しました。干芋がおすすめです~!
次回くる時はJAXAと地質標本館に行きたと思っています。