箱根の雄大な景色を見に行く・その4(神奈川県箱根町)
桃源台(ホテル)を出発 小田原城へ!
小田原を目指します。バスのほうが早く着くのですが、せっかくの箱根旅行ですので、帰りも乗り物を乗り継いで景色を堪能していきます。
ロープウエイ、ケーブルカー、登山電車、バスの順番で乗り継ぎ
9:00 ロープウェイから見る朝の景色、空気が澄んでいるので遠くの方までくっきり見えます。この日は駿河湾まで見渡せました。
箱根は山ですが海も近いので、海山両方の幸が堪能できるところが良いです。
今日は富士山よくみえます!雪は少なめですね。
大涌谷と富士山の景色。朝からモクモクと水蒸気が上がっています。
尾根越えをすると今度は相模湾まで見渡すことができました。
9:36 早雲山駅でケーブルカーに乗り換えて強羅駅に到着。
やはり傾斜がすごいですね。標高どんどん下って行きます。
9:52 強羅で箱根登山鉄道に乗り換え。新型の車両ですね。窓大きい!
10:35 箱根湯本で乗り換えて風祭駅に到着。
駅前はかまぼこでおなじみ鈴廣の「かまぼこの里」です。ちょっと見学してバスに乗り換え。
報徳二宮神社 二宮金次郎が祀ってある神社です
10:52 小田原城近くの諸白小路バス停に到着。
徒歩5分程で小田原城敷地内の報徳二宮神社にきました。ここは二宮金次郎を祀った神社です。
報徳とは「万物にはすべて良い点(徳)があり、それを活用する(報いる)」という二ノ宮尊徳の思想や方法論の事です。昭和の経営者達に影響を与えたそうです。
二宮尊徳(二宮金次郎)は、江戸時代末期におよそ600もの荒廃した農村を復興に尽力した人物です。
その他に家の再興。藩の財政再建。幕府府領の再建等を託されました。復興請負人ですね。
600村ってすごすぎです!今風に言うと凄腕農政コンサルタントでしょうか。
学校でおなじみの幼少期の二ノ宮金次郎像です。
金次郎は家の仕事の合間に、捨ててある苗や菜の種を空き地に植え収穫。それを元手に毎年収益を増やし家の再興を成功させたそうです。
きんじろうカフェ
報徳二宮神社内に、きんじろうカフェがあります。
当時、金治郎が食べていた食事「呉汁」(すりつぶした大豆を入れた汁)を頂きました。
金次郎は家族に負担ををかけないために質素で簡単で栄養もある食事(呉汁)を毎日食べていたそうです。
カフェで提供される呉汁は、尊徳66歳時のレシピの記録からアレンジを加えて再現したものです。
野菜たっぷりで温かくてとてもおいしいです。魚をほぐした混ぜご飯と合います。うまいです。おすすめ。
つづく。