「房総のむら」でいろいろ体験する その2(千葉県印旛郡)
「房総のむら」をおさんぽする
見学できる建物も充実。敷地内に多くの施設が復元されています。お散歩出発。
佐倉藩武士の自宅(武家屋敷)
佐倉藩の中級武士の家を再現してあります。
とても質素で無駄がありません。いかにも武士らしい佇まいです。
上総地方の農家
門の前には広い畑
門を入ると立派な母屋があります。豪農名主の農家です。
蓑はわらを編んで作られた雨具(合羽)です。わら(稲わら)は撥水性があり濡れると繊維に沿って水が流れて中に染み込まないようできているそうです。
笠は雨や雪直射日光よけの被り物。軽くてエコ両手使えて便利そして結構軽いんです。
土間はかまどを使って煮炊きする場所。作業場とも使用していたので広い空間(部屋)となっています。
ふとんと枕も昔風で再現。時代劇に出てきますね、この柄いい味!
農村歌舞伎舞台
農村歌舞伎舞台では、太鼓体験や演目観賞ができます。
舞台の前は「おまつりひろば」。イベントもできる大きい広場です。
農村歌舞伎舞台で太鼓の体験ができます。人がいない時はたたき放題で迷惑になりません。
大太鼓、ドドドン!!
小太鼓、テテテン!
こんなに叩けるとこあまりないと思います。沢山叩きました。
お茶屋で休憩
渋い茶屋があります。かき氷ありましたが市販品のカップカキ氷でした。。。カップのかき氷とラムネで休憩。
下総地方の農家
下総の農家にて ぽっくり遊び
コマ・ベーゴマ・たけうま・ぽっくり・メンコ・けん玉など昔遊びができます。大人も子供も夢中!
ベーゴマはコツを掴むまでがちょっと大変。
竹製の竹馬は意外と重い!乗れたのはお父さんだけでした。
下総の農家の庭では青刈わらづくりをしていました。
青刈りわらとは、稲穂が実る前の青い間に稲を刈り取りしたものです。しっかりと天日乾燥すると長い間保管できます。日用品を作る以外にも飼料や肥料にすることもできます。
房総のむらでは「しめ縄」作り用で使うみたいですね。その他わらじ・ぞうり・わら細工作りにも使用されます。昔ながらの体験としてのメニューで用意してあります。
家の中に入ると奥の二部屋のみ畳敷きで作りが立派になっています。客用で代官などの役人が使用する為の部屋です。手前の部屋は囲炉裏のある部屋そして土間があります。
安房地方の農家
安房地方の農家。旧安房郡三芳村の平野家を再現。
馬小屋ですがこちらの家では牛を飼っていたそうです。飼育部分と納屋に分かれています。
座敷は板の間です。仏壇と神棚があります。
房総のむらに隣接する「風土記の丘資料館」は龍角寺古墳に関する展示物が豊富です
周辺の古墳についての展示物が数多くあります。埋蔵品の装飾品のお宝やはにわは一見の価値あり!
龍角寺古墳群は、古墳時代末期の古墳が点在しています。古墳の埋蔵品の種類によって時代が変化して過程を知ることができます。
古墳時代は歴史の中で地味な存在ですがここには歴史的に価値あるものが多く展示してあるので夏休みの自由研究なんかにはおすすめです。
資料館の前にある円墳と前方後円墳。房総のむら周辺には250基程の古墳があります。
房総のむらは、江戸時代体験そして古墳時代の遺跡(古墳・埋蔵品)も見学できます。歴史を直に学べるところがおすすめです。
もっと江戸時代の体験をしたいので、予定表調べてぜひまた来ます。
あと、ゆっくり古墳ウオッチングもしたいです。ここは本当に歴史盛りだくさんですね。