「房総のむら」で鍛冶屋体験をする その1(千葉県印旛郡)
大人も子供も楽しめる「房総のむら」
房総のむらは体験型博物館です
房総のむらは、歴史と自然を学ぶ「風土記の丘エリア」と、町並みや商家・農家などの「ふるさとの技体験エリア」の2つのエリアに分かれています。
楽しみながら昔の生活を体験することができて、しかも歴史の勉強にもなるスポットなんです。
ふるさとの技体験エリア
「ふるさとの技体験エリア」には近世の房総の町並みが再現され、たくさんの商家が並んでいます。また、自然豊かな里山には武家屋敷や農家の暮らしが再現されています。
町並みが再現された一角は時代劇のセットのようで、どこで写真をとっても「映え」ます。
里山には畑や水田もあって、人が暮らしている気配まで再現されています。農家の一角では無人販売の採れたて野菜も売っていました。
風土記の丘エリア
「風土記の丘エリア」には風土記の丘資料館や古墳群があります。100個以上の古墳が集まる大規模な古墳群です。
緑に囲まれた古墳群はお散歩にもおすすめです。
基本情報
施設名:千葉県立房総のむら
所在地:〒270-1506 千葉県印旛郡栄町龍角寺1028
入場料:一般300円、高大生150円、その他は無料
JR・京成成田駅からバス 又はJR安食駅からバスがあります。
鍛冶屋体験に行ってきました
今回の目的は「鍛冶屋体験」です。
鍛冶屋体験は先着順(体験によって異なります)なので、9時開園に合わせて行きました。
鍛冶屋体験料金は200円です。
体験時間や料金などは房総のむらホームページに詳しくのっていますのでおでかけ前にご確認下さい。
ちなみに行程はこんな感じです。
- 07:15発 上野駅 JR常磐線快速成田行
- 07:25発 北千住駅
- 08:22着 安食駅
- 08:25発 安食駅 町営循環バス100円
- 08:39着 竜角寺2丁目
- 徒歩10分で「房総のむら」到着
町並みに大興奮!どこを撮っても「映える」!
入口の門からレトロな雰囲気があり、時代劇のセットみたいです。
中に入ると、まず最初に商家の町並みです。地面はもちろん土です。
タイムスリップしたような気分です!
建物の中を覗くと、しっかりとお店屋さんになっています。時代劇のセットみたいです。かなりリアル。
魚屋、薬屋、めし屋、紙屋、お茶屋、畳屋などなど。奥のほうに今回お目当ての鍛冶屋。
その他に神社や火の見櫓や井戸に畑もあり、店内の道具・小物もまさに江戸時代といった感じです。
体験は300種類以上もある
体験内容は日によって変わります。入り口付近の演目看板で確認できます。
年間300種類以上の体験ができるそうです。
畳コースター作り、収穫体験、ろうそく絵付け、甲冑体験、べっこうあめ作り、うどん、そばのお食事、お茶のお点前、などなど。
ところてんを突きを体験
ところてん突き体験をしました。一人前100円です。
強めにグッと押すと固形の寒天がズズッと麺状になって出てきました。黒みつと酢醤油が選べます。うまいです。
鍛冶屋体験
かいおれ釘(和釘)6センチを2個作る
今回は鍛冶屋の釘作りに挑戦します。釘作りの体験料金は200円です。安い!
かいおれ釘(和釘)6センチを2個作ります。
かいおれ釘(和釘)は日本古来の釘で断面は四角。頭部はL字型で曲がっています。和釘作りは鍛冶屋の基本的な技術だそうです。
いよいよ本番
ふいごを使って火をおこして火力アップさせます。
太い針金をかまどで熱して真っ赤になったら槌(つち)で打ちます。
カキーンッ!カキーンッ!
槌とはハンマーのことで物をたたく道具です。たたくと、カツーン!カツーン!と音がします。
おお!まさに鍛冶屋!時代劇で見たことあるよ!
先生とマンツーマンで作ります。師匠と弟子みたいです。
なんとか30分弱位で2本の和釘が完成しました。
息子君はほこらしげです。次は刀を打ってみたいそうです。
刀は作れませんが、ペーパーナイフ作りは体験メニューにありました。
また、来ようね。